ブライトンにてバスキング

街中で路上ライブをした。英国にて初めてのバスキング(ようするに路上ライブ。生涯初めてのバスキングを行った場所はアイルランドのダブリン)。
完璧ではなかった。だけど完璧なタイミングを待つよりも、とにかく「やる」ことが常に大事なんだ。これは僕に向かって言っている。

前々からバスキングをしようとは思っていたが、今日バスキングをした直接の理由は、ドキュメンタリーのクラスの生徒に頼まれたから。なりゆきで彼らのドキュメンタリーの主要題材になったので、手伝える範囲で手伝っている。できるだけ貢献してあげたい。

今夜はもう少し読まなければならないものがある。Alvin Lucier - 'I Am Sitting In A Room'を聴いている。単調で退屈なただの朗読が、徐々に美しい音へと変化していく偉大な楽曲だ。彼がしたことはスピーカーから流れる彼自身のスピーチを繰り返し再録音していっただけ。最終的に彼の声は、その部屋に存在する反響音に侵食されていく。